zakkichou


1998---------------------------------------------------------

1.最果ての地・アイルランドに憧れて Jun.10,1998
ケルト民族の住むアイルランド。「何を疑おうとも妖精だけは疑えない」と言い切ってしまうほど根付いている妖精伝説、一本の木もない丘に積まれた無数の石、アイルランド音楽の響き。憧れというか、ここ数年、私の関心事が気がつくと『ケルト』に触れるのです。 「これはもう行くしかない」。今年の目標です。やはり20日間は滞在したいと思っています。
いくらなんでも、もうちょっと日常英会話ぐらいマスターしなければ…。



2.写真に夢中!自家現像と自家プリントに挑戦 Feb.12,1998
海外旅行にも関係してくるのですが、このところ、自分が見て感じたものをきちんとした写真に作品として残したいという欲求が出て、目下勉強中なのです。自分で露出をきめて撮る、これ基本。あるアンティークカメラを購入し、その後、最低限の現像用品と引伸機を揃えて、さあ実践! これがかなり面白い(難しいけど)、はまります。近日、作品発表(予定)!!

3.いいモン見っけ! Mar.15,1998
先日、チャリで通勤中、道端にマンホールの蓋が捨ててあるのを発見!これは珍しい拾いモノだと嬉しくなり、さっそくいただきました。ちょっと欠けてるあたりがまた味わい深く、ソソります。さて、な〜んに使うかな。

4.特製ピンホールカメラ完成 Apr.21,1998
先日、友人が散歩中、道端に20.30年前のモノと思われる「吸入器」が捨ててあるのを発見! これはいい!ということで、さっそく私にプレゼントしてくれた。さて、な〜んに使うかな、と考えてできあがったのが、このピンホールカメラ。いちおーこれでも写るんですよ。



5.ローライもいいが、コンパクトでもいいのだ Sep.15,1998
このたび、私は「アジアウェーブ写真コンテスト」で奨励賞をいただくことができました。なんともありがたいことです。当サイトでもご紹介しておりますシルクロードの写真です。次回は大賞をめざし精進してまいりたいと思っております。

6.バスク音楽が心地イイ! Sep.21,1998
この1〜2週間ほどなんべんも聴いているCDというのが、バスク・ポップ「アライツ・エタ・マイデル」。女の子2人がボタン式アコーディオンとタンバリンのくみあわせで歌うもので、これがとっても独特な軽快さをもっていてGood!久々のヒットだっ!

7.オンナの一人旅にはごついカメラを Dec.1,1998
初冬の北海道、しかもなにもない湿原に行って来ました。湿原といっても季節柄ただの枯れ草地帯。もちろん旅行者などにはめったに出会いません。今年、念願のアイルランド旅行が果たせなかったので「じゃ、日本の最果てにでも行って来るか」という安易な思いつきからでした。でもここまで寂しいとは‥。広大(で殺風景)な大地を目の前にぽつねんと佇んでいたのですが、そんな私に意外にも味方になってくれたのが、首から重そうにぶら下げている二眼レフのローライフレックスでした。たまに通りかかる地元のオヤジさんが「おっ、なつかしーカメラじゃん」とか「おう、ねーちゃん、写真撮るんだったら、あっち行くといいよ」とか「バスも電車もねえから、おくってやろうか」などなどカメラをきっかけにコミュニケーションが始まることが多かったのです。普通、冬の殺風景な土地へ女の一人旅となると警戒されがちですが、私のいでたちはきっと本人の意識以上に「スゴイ写真を撮りにはるばるやって来たのよっ!」という気合と、はっきりした目的意識を人に与えたようです。おかげで珍しがられてとても親切にしてもらい、楽しくてお気楽な旅行になりました。これがもしあのちゃっちい使い捨てカメラだったら、全然違う旅になっていたことでしょう。やっぱりローライは偉大だ〜。











1999---------------------------------------------------------

8.マックのバカ Jan.15,1999
わたしのMacはよくハードディスクが姿を消す。なぜなのか、もちろんわからない。画面中央に?マークが点滅、他人事のように「なくなっちゃったみたいだよ」といっているようで憎たらしい。そして今回はひどかった!消えて2日目、なんとかしようと意地になっていろいろやってみたのだけれど、いっこうに現れる気配なしで私ももう疲れきってしまっていた。あと一回だけ再起動かけて終わりにしよ、と思ってキーを押したその時! ななななんと、Macが歌いだしたのです。「たらんりら〜」。わわわわわ‥‥。この怪現象に私の理性は限界を超えた‥‥。(中略)苦戦の末、5日目にしてやっと復活。なんだ、クラッシュじゃなくてやっぱり隠れていただけじゃんこのやろうでもありがとうゴメンよムキになってなぐったり紙でぐるぐるまきにしたりして。
--そんなこんなでこうやってまたホームページを更新することができたわけですが、まだやっぱり不安定。なにもしてないのに奥の方でゴロゴロ、ゴロゴロと、おなかをくだしているみたい。消化不良か情緒不安定か、また歌いださなければいいけど。

9.制作日記 in the bathroom Jan.20,1999
2年ぶりに自宅で制作をした。作りかけで放置したままの作品が気になって「どうしても今作らなければ」と思ったから。こういった作りかけのモノというのは、賞味期限みたいなものがあって、それを過ぎると腐るだけだ。で、やり始めたのはいいが、わたしの部屋は照明が暗かった。夜中に色を塗って陽が射し込んだ翌朝、むくっと起きあがったわたしの目の前には、まるで別モノのような物体があった。「こんな色じゃない!」そう言ったって塗ったのは自分だ。妖怪でもないし、泥棒が入って盗るモノがないから筆をとった、そんなわけない。反省して、都合のいい場所を考えたがもともと選択肢がいくらもなく、結局選んだのは風呂場。バスタブにフタをして、作品をのせてしゃがんで色を塗った。不自由は承知の上だ。ただわたしは風呂場の換気扇の「ぐお〜ん」という音が好きで、これがまた作品と波長が合い、結構気持ちよく色が塗れた。良かったのはそれだけ。
ん〜、どんな状況でも「作りかけで放置」という時点ですでにそれなりのモノでしかなくなるのかも。少なくともわたしの場合は。ふたたび反省。



10.いきなりレーシングカー Mar.15,1999
どうしてだか職場でレーシングカーを造ることに。FLというそのくるまは400のエンジンをつみ、普通の人でも参戦できるリーズナブルで本格的なのりものだ。5月の筑波を目標に骨組み、粘土やFRPを使っての原型づくり、部品集めと、とってもスパルタンなスケジュール。でもそのオリジナルデザイン(Designer: andoguio)がすごい!CGや制作過程を紹介したいところだけど、デビュー前なのでもったいぶることにしました。FLがもっとメジャーになるといいな。所ジョージでも乗ってくれないかな...。





11.ギャラリー情報求む Mar.20,1999
やっぱり個展をしたい、と思う今日このごろ。合間をぬって地道に作品をつくるのもいいけど、はっきりした節目がほしいし、そのほうが集中してつくれるように思う。それからこんな不景気で「金をつくってから」なんて考えていたらきっといつまでたっても実現できないだろうし。というわけで、下準備を開始することにきめた。どこかいい場所など知っている人がいたら、教えてくれるとありがたいです。

















12.ここは工作教室じゃない! Jun.30,1999
来年2月の個展(青山)に向け、住宅街の一角に駐車場のような狭い場所をとりあえずのアトリエとして確保。さんざん探し回ったので、都内にアトリエを設けることの苦労をしみじみ痛感した。ともあれ、これでやっと大きなものもガンガン作れるぞ! とはりきったのもつかの間、思わぬ邪魔が出現した。それは遊び場がなくて暇がある小学生のガキどもだった。粘土をこねている姿が物珍しいのか、私がいくら気むずかしくて神経質で人を寄せつけない雰囲気を演じて見せても近寄り、ちょろちょろわーわーうるさいのなんのって。勇気を出して「邪魔だから出てって!」といっても反省するのはほんの30分くらい。完璧にナメられている。あげくに夜になって「親が帰ってなくて鍵ももっていないから、ここにいていい?」と言い出すときた。うああ。じゃじゃじゃ、じゃまなんだよ〜っ!!




欲を言えばキリがないほど欲しいモノはあるけれど、この不自由さがなんだか嬉しいのだ。人間、ちょっと不便なくらいのほうが工夫もするしなによりも"リアリティ"があって、充実感とか幸福感とか感じやすいように思う。特にコンビニエンスな時代に育ったわたしはそう思うのかもしれない。ま、もちろん最高最適の環境には憧れるけど。あれ、矛盾してる?








13.制作日記2 Jul.21,1999
アトリエでの制作をはじめて1ヶ月が経過。今回のシリーズはセメントで作品を造るぞ!ときめ、左官屋さわこ、汗をダラダラ流しながらの肉体労働が続く。決して広いわけでもないし、エアコンがあるわけでもない(とても暑い)。家から持参のぬるいウーロン茶で喉を潤し、バケツに汲み置きした水で(水道が離れている)セメントを練り、道具を洗い、手も洗う。芯材に使う木材はビルの解体現場から、物欲しげな顔をしてじりじり近づき、いただく(やったータダだ!)。



14.ちぇ、またか Aug.21,1999
先日、とあるイベント企画会社からメールが届いた。秋に予定しているイベントに作品を展示させてほしいという嬉しい内容だった。こういうふうにホームページを作っていて良かったなと思えるような面白い話はたまにあるのだけれど、だいたい「企画段階」ということでうやむやになってしまうのだ。で、音沙汰なし。むうう、これもボツかっ。特にジャンクアートは廃材ということで、相手によっては、材料費タダ=全てがタダ、でもってさらに「もともと廃材だし」という意識からくる扱いをする。そのへんで両者に大きな誤差が生じるのだ。別にエラソーな態度をとるつもりはないけど、あたしゃそんなにボランティア精神に満ちあふれた人間ではない。ふんだ。

15.image noteについて Oct.7,1999
今年になってimage noteが5冊目に入った。image noteとは、つまり「わたしのらくがき帳」で、緻密に描いたものは全くなく、なんとなく思いついたフォルム、ただただペンが動くままに無責任に描いたもの、気になった言葉、ベリーショートストーリー、単なるダジャレとさまざまだ。このなかから実際に作品として完成させるのはごくごくわずかだけど、エッセンスにはなっているわけで、このノートが私の身近なところに置かれていないとなんだか落ちつかない。もしも突然地震とか火事におそわれたら、食べ物とかお金とかパンツよりも、非常事態にこれっぽちも役に立たないこのノートを抱えて避難するのではないか、というほど大事にしている。 気取ったり、考えすぎないで書いているせいか、自分でもナゾのデッサン、ナゾの言葉が多く、これらが無意識のうちに細胞分裂を起こし、自己増殖してくれないかなーと願っている。





道路沿いにはみ出ていたのかはしらないが、落ちていたものではなかったことは容易に見て取れた。いっしょににがうりをしげしげと見る。「このデコボコをどーやって描くかがむずかしそーだわー」「んーデコボコがうまく出ないと変なキュウリになっちゃいますもんねー」わたしはなんだか妙におかしかった。去り際、おばちゃんはいったんきょろきょろと辺りを見回してから、ささっとデニム地のエプロンの前ポケットにしまい込んだ。3本ともはみ出している。「こりゃ、おとうちゃんにしかられちまうかな、"ま〜た変なもん家ん中にもちこんでっ"って。」そして、てへへ、と笑って帰っていった。--その人を象徴するような、印象的なシーンというのがある。そういう場面に出くわすと、なんだか嬉しいというか、得をしたような気になる。秋の、平和な一日だった。



16.おばちゃんと にがうり Oct.28,1999
ある日、アトリエで作業しているとおばちゃんが「ふふっ」とうれしそうな顔をしながら部屋をのぞき込んできた。おばちゃんとは大家さんのことで、近所に住んでいて、風景画、ボタニカルアート、押し花、革細工とかなり好奇心おう盛な人だ。私の作品の進み具合を見に来たのかなと思ったら、「ほら、これ。」と両手を広げて見せた。3本のにがうりが手にのっていた。「これ、そこ歩いてたら見つけてな、すぐそこの家だ。こりゃ絵を描くのにいいモチーフだわって思って、とってきちまったよ」。青くてちょうど出荷前といった感じのと、もう一歩手前で栄養失調のやつと、あと一本はシワシワ〜のおジジうり。この辺ではあまり見かけないものだけど、家庭菜園というやつだろう。





しばらく考え込んで「ある程度固まっていりゃーなー、うちで1屯缶につめた産業廃棄物は回収してるからそこに詰めてくれりゃーいいんだけどな。1屯缶にだったら何つめてもいいから」と胸をはっていった。「え…、何でも?」「ああ!何でも!」。キケンなもの、いけないもの、おそろしいもの、なんでもいいらしい。あれこれ妄想がふくらんでだんだん怖くなってしまった。都内は10月あたりからごみの分別が厳しくなって、みんな神経を使うようになったみたいだけれど、処理するまで道のりで最終段階に近くなればなるほどアバウトになるのではないか、キケンなものほどあやふやに処理しているのではないか、と思ってしまった。





17.アセトンのゆくえ Dec.18,1999
以前から謎だったことだけど、使ったアセトンはどう処理すればいいのだろう。自分で責任を持たなければならなくなったので、ごみ(廃棄物)の問題は結構深刻だったりする。FRPでどろどろになった筆を洗ったりしているうちに量も増えてくるし…。それで塗料屋に行ったとき、ここならなじみの塗装職人も多いだろうと思ってついでに聞いてみた。しかし店のオヤジは「う〜〜〜〜〜ん……?」と鈍い反応。





店のオヤジは私が砂を注文したときに強度的なことについてなんやかんや質問をしたので、その話からフォルムなどを考慮してあえてその泥臭い砂を届けることにしたらしい。これは「私におすすめの砂」なんだといわれた。たかが砂。されど砂。ちょうどその日、どっかのニュースで"公園用に抗菌砂が新発売された"などというたわけた話を聞いた。それを知って、私は急にこの泥臭い砂に愛着を感じるようになった。(まー、セメント用のはきっと大差はないと思うけどね。)









2000---------------------------------------------------------

18.砂の産地とブランド? Jan.8,2000
なぜかいつもとは違う砂が2袋、セメントと一緒にアトリエに届いた。今まで砂についてはセメントに混ぜるだけのもので、あまり頓着していなかったのだけど、使ってみるとどうも今までのより泥臭い。田んぼの中で制作しているような気分だ。近くには牛もいそうな雰囲気だ。袋をよく見ると、「川砂」と書いてあった。もちろん硬化、乾燥すればそんな泥臭さはすっかり消えるのだけど、何となくその違いに驚きを感じて、次に店に行ったついでにオヤジに聞いてみた。すると、砂は砂でも何種類かメーカーがあって、もちろん天然なんだけど、産地の違いもあったりして、頑固な職人さんは「どこそこの砂でないとダメだ」という人もいるそうだ。





パジャマジャ メルヒェン
『鼻腔飛行』


オレンジの香りにさそわれて
やってきたのは雲の上
うっかりぼんやり飛びすぎた
どこにもオレンジ見あたらない
昼寝を終えたカラスがあざ笑う
「おれはもっとすごいのしってるぜ」
いばってカラスは宙返り
描いたわっかのなかにオレンジ色
はるか遠くで光っている
においがしないのは遠いから
「あそこへ行こう」
すぐさま夕日に向かって飛び去った
嘘つきカラスはかっかっと笑い
くるりと背を向け
残飯探しに飛び去った










19.うるさい? Jan.23,2000
たまに通りかかるおばちゃんに「がんばるわねえ、でも孤独な作業よねえ」といわれた。あえてそんなこと言われると急にさびしくなっちゃうじゃんかよー、とか思いつつ、ふと考えた。よく作品との対話とかいうけれど、それも意外と厄介なもので、こっちがしゃべりすぎるとただの独り言になってしまってろくな結果にならない。一方的すぎて過保護な作品になるというかなんというか、、、。ぼそっと尋ねて、作品からぼそっと答えが返ってくる、そんな小津的対話が理想だと思うのだけど結構むずかしい。「ここはこうしたほうがいいんじゃないかしら、あ、あそこはあーでこーでそれでもって……」とかなんとかブツブツブツブツ考えているときにはちょっと気分転換したほうがいい。そう思ってドアを開けて外に出たら、すぐ目の前の道路になぜか"マスク"が落ちていた。奇妙な落としもの。作品に「もうちっと黙ってろ」と言われたようだった。





20.個展をおえて Feb.23,2000
■2000年2月の個展
harajukugallery.co.jp 3-6-8-101,Jingu-mae,Shibuya-ku,Tokyo

先週、個展がおわった。(来てくださった方、どうもありがとうございました)こういうことは当たり前だが、やってみないとわからない。何かが見えてくれば、という思いで決意したことだった。数日たってみて、だんだんと見えてきたことがある。自分が表現したいこと、大切なこと、足りないこと。いい勉強になったなー。(それにしてもこのHPで見てくれていた人の多くは、もっと小ぶりの作品だと思っていたらしい。質感も画面ではなかなかわかりにくいし)
…てなわけで、現在、次の個展を検討中。次回はもっとパワーアップじゃー。





■3/24/2000
たまには本でも読まないといけませんな!言語をつかさどる脳のなんとかが非常に弱っている感じ。脳のシワがなくなっているような。かつてはこれでも活字の仕事に携わっていたのだけれど、そんなへんりんみじんもない。少しばかり反省して、手元にある本を読みはじめた。ホフマンの「砂男」。読んでいるうちに小さいころの妄想を思いだした。
そのころは、世界は不思議で満ちていた。ときにその不思議は恐怖にも変わった。"嘘をついてしまった、もう地獄行きがきまってしまった!舌を抜かれるんだ! ああ、痛いっ" "道を歩いていても誰にも会わない、もしかしたら今朝、(わたしんちをのぞいて)にんげんがこの世界から消えてしまったのでは?" などなどきりがない。
ところがいまはどーよ。世の中の謎はいっぱいあるけれど、謎は謎のまま。わかんなーい。それでおしまい、ってところがある。やっぱりね、それじゃつまんないね。妄想、だいじにしよ。

■4/18/2000
知り合いのおじちゃんが私に「これ、いらないからあげるよ」と小冊子をくれた。東京都現代美術館での展覧会のパンフレットだった。"シュポール/シュルファスの時代 ニース〜パリ 絵画の革命"。??なんじゃこりゃ。でもふつうの庶民的なおじちゃんで、美術館に行ったというのがちょっと意外だった。「ここに行かれたんですか?」「うーーん、たまたまね、時間があったんで行ってみたんだよ、初めて。あ〜でも難しすぎてさっぱりわかんないから、すぐ出てきちゃったよ」。作品群が難解なうえにパンフレットがなおさら難解だ。こりゃ、わたしもさっぱりわからない。2、3行でギブアップ。どうやらパリの美術館所蔵の文献から抜粋、そのまま翻訳した感じ。いったいこれは誰に向けて制作したのだろう。人がせっかくアートに触れようと思っても、これじゃあなおさら遠ざかるだけだ。美術の専門誌だってそうだ。あんなに難しいこと書いて、だれが読んでいるのだろう。文章に限らず、そーゆー、"難しく説明しようとする癖"がアートの周辺には多く見受けられるような気がする。鑑賞する者にとっても、作る者にとっても、悪循環を生む、厄介でしかないものと思うのだけど。





■5/11/2000
食事時に見たCMに衝撃を受けた。「なめくじドライ」という商品名。スプレーでしゅっと一吹き、あっというまになめくじがミイラ化(乾燥致死)するのだ。なめくじなめくじなめくじ!!小さいころは見かけたが、私にとってはここ何年もお目にかかっていない遠き存在であるなめくじが狙われているのだ。しかもあんなのろまな奴は、ひょいとつまんでポイと投げればいいのではないか???標的がなめくじであること、なめくじ殺しが商品になっていること、スプレー方式で乾燥致死させること、CMで流れていること、なんだかすべてにおいて納得ができない、奇妙な"ズレ"を感じた。ああ、おそろしや。--例えばこどもが「うわっなんだこれきもちわりい!」といって塩をかけたり石を乗っけたりするよりも、主婦が「あら、なめくじ」といってしゅっと一吹きする姿の方がはるかにコワイ。それにしてもミイラになったなめくじ映像はショックだったな。ん?まてよ、、水に浸けたらもどるのか?まさか、ね。ぶるっ。





■5/31/2000
オランダ人からメールが来た。短い文だったので、とりあえず怪しい英語で返事を出したら通じたらしく、今度は長く、難易度の高い英語で再びメールが来た。どうやら私に作品についての「見解」を求めているらしい。見解?英語で?………日本語でさえむずかしい質問にどうやってこたえりゃいいのさ。あう、あう、、、。



■6/2/2000
やれやれ、やっと作品の更新ができたー。まとめて5つ。やっぱりデジカメほしい。

■7/12/2000
アトリエを移転した。ふつうの「倉庫」なのだけど、たまにテントをはって寝泊まりをしている。インドアテント、これがなかなかよくて、気に入ってしまった。粉塵が舞っていても、蚊がぶんぶん飛んでいてもお構いなしの空間。
私は特にアウトドア派ではないけど、ここならくだらない深夜番組にうんざりすることもないし、クーラーのオフタイマー設定もしなくていい、風呂の水がそろそろいっぱいになったとか、そろそろ沸いたころかと気にしなくてもいい、冷蔵庫の中の肉の賞味期限をチェックする必要もない(もともとめったにしないけど)、ポットのお湯はそろそろ入れ換えなきゃ、とか思う必要もない。それって、けっこう快適。些細なことのようだけど、そういったことを思ったり行動する時間をこまごま累計していくと、けっこうな時間になるんじゃないか、とか思う。だからそれが少ないと時間の使い方がずいぶんちがってきたりする。
つまり!集中できる環境とは…………って、単なるめんどくさがり屋の主張か?



■9/9/2000
朝のまどろみの時間が私は好きだ。かすれた夢の断片が舞うなかに身をゆだねる、至福のひととき、、、これが延々と続くと脳みそが溶け出すけど、そんな最中に私はひらめいた! コンピュータを2台使ったりするときに、「共有ファイル」というのがあるが、夢と現実の両方に共有できるファイルのような、記憶管理ボックスがあればいいのだ。これがあれば両方を自由に行き来できる!たとえば夢での出来事を夢の世界で決ったところに「保存」する。目が覚めてたら現実世界の「共有ファイル」を「開く」のだ。とはいってもそんなコンピュータはないから、特別な箱を代用してもいい。夢の残骸を夢の世界でその特別な箱にしまっておけばいい。(これには訓練を要するけど)目が覚めてそれをうけ取る。特別な箱を実際に作って部屋のとっておきの場所に置いておくのもいいだろう。こんなことができたら楽しいだろうな、でも、ほぼ寝たきりになるだろうな、きっと。



■10/20/2000
うかうかしている間に私を撮影したテレビの放送が終わっていた、らしい! もち、初体験。SKYPerfecTVのDesktopTVという番組だそうだ〜。撮影してからしばらくたっていたのでうっかりしていただけの話なのだけど、見れなくて残念という気持ちと、変に顔が引きつっていたり話が変だったりしただろうから、ま、いっかという気持ちと半々。イマドキの子はテレビに出ても素のままでいたりして、びっくりするけど、私はああはできない、うう、、とうていできない。
ん〜〜、でも怖いもの見たさってのもあるけどねえ……。



■12/30/2000
第4回エネルギー賞に入選! そんで入選作品展が2001年1月18日(木)から30日まで、TEPCO銀座館(中央区銀座6-11-1、水曜日休館)で開催されます。よろしければぜひ見に来てください。
10:30〜18:30、松坂屋の裏です。







2001---------------------------------------------------------

■1/12/2001
たまに「たまった作品はどうしているの?」と質問されることがある。特に立体ものを作っている人は皆、悩みのタネだろう。(有名な人はちがうだろーけど)ほかの人はどうしているのか、私だって聞きたい。
制作場所に詰め込むとどんどんスペースが狭くなっていくが、つくりたいものは大きくなっていく、、。
いまのところ、私はアトリエ天井の鉄骨にぶら下げたり、重量物は片隅に寄せている。"なるようになるだろう"ってんで、あまり製作中に収納などという余計なことは考えないようにしているけど…。
→アトリエ内部の様子はちょこっとこちら


■2/3/2001
おかげさまで第4回エネルギー賞展最終審査で審査員特別賞をいただきました。

■3/2/2001
どうにかHPのリニューアルがまとまってきたぞーーー。Pajamaja星の全容がようやくあかされてきました。地球との正式な友好条約が結ばれる日も近い?

■3/15/2001
個展、無事終了いたしました。見に来てくれた方、応援してくれた方、どうもありがとうございます。個展をすると、どんな反応をしてくれるのか、とか、ギャラリーのようにきれいで広い場所に展示するとどんなか、というのがよく分って面白いです。

■3/23/2001
もうこの出来事から1ヶ月近くが経とうとしているので、笑い話になりつつあるが----去る3月4日のこと。"前橋アートコンペ"の一次審査に通過し、二次審査が前橋で行われた。この二次、すごいのは審査員の顔ぶれだ。伊東順二氏、クマさんこと篠原勝之氏、タナカノリユキ氏とビック揃い。しかもアートライブといって、一人ずつステージにあがり、説明をして質問等を受けて、その場で点数が出るという、まさに"誰でもピカソ"のローカル版(失礼?)。これはコンテストの穴場だと(また失礼?)楽しみにしていた。
当日。問題は30秒程の作品説明だ。さんざん(でもないけど)悩んだ末、わたしはためしに惑星パジャマジャの概要をしゃべってみた。


すると審査員の反応は、意外なものだった。クマさんにいきなり「あんた、だいじょーぶか」と言われ、伊東氏には「パジャマジャ星とはどのぐらい交信をしているんですか」「言語は?」「他の種族に名前は?」と、そんな変な質問ばかり。アラ????おっかしーなー、なんだこの展開は…。すると伊東氏、「あなた、横尾忠則とか好きでしょ」「いえ、べつに…?」ん?この作品のどこから横尾忠則が?どしてどして?……ハッ! しまった、わたしをあっちの世界へいってしまった電波系の人間だと思ってる?! ち、ち、ちが〜う!
しかし、なおもそんな質問ばかりが続き、なんだかもうわたしはどうでもよくなってきてしまった。終わりのほうで、ようやく作品についてのコメントをしてくれたときには、すでに閉幕気分。つむじが焦げ臭かった。適切な一言が思いうかばないまま、ほとんど変テコな話で審査は終了。




失敗!…しかしなー、不可解さはいつまでも残る。他の人を見る限り、審査員は適切なコメントをしていたよーだけど…。そこで一句。
コンテスト 入賞者のみが 納得す(字余り) ちくしょー。

■4/24/2001
たまのインドアテントの倉庫生活をおもしろがっていたけど、これからは毎日そこで暮らすことに。ってことで只今お引っ越し中。これからは自発的に人と会ったりしないと、髪もボサボサ、身なりお構いナシの可能性大。気をつけなきゃ。

■5/13/2001
お友達の宣伝でっす。このところ友達の展覧会が続いています。近くへ行く予定があったら、ぜひ寄ってみてください。イラストレーター・ヒナタユーコっちは5/9-15まで下北沢のギャラリーつゆざき(3414-4560)で、関西で活躍中の画家・石川宗明さんは5/21-26まで大阪市Gallery Den(06-6311-2826)で、石彫家の高木久子っちは5/18-20までほんまちアートフィールド2001に参加。3人ともとーてもユニークな人なんで、行ってみて作家らしき不審な人物がいたら声をかけてみてくださいね。

■6/21/2001
今日からグループ展がはじまりました。で、昨日が搬入日だったのだけれど、これは楽しいが疲れる。疲れるが楽しい。無事積み込みできるだろうか、搬入口は問題ないか、配置はどうか、作品はどう見えるか、などなどいろいろマジメに考える大事な項目が多いからだ。でも今回は初めてのグループ展で仲間とのバランスを見ながら事が進行していくという点で、なかなか面白かった。 そういえばつい先日、テレビである作家がこんなことを言っていた。「展覧会をして作品をいろんな人に見てもらうと、なんだかエネルギーが増していくんだよね、作品自体が。」ふうう〜〜ん……。また別の人は展示することを「(作品を)風にあたらせる」と言っていた。なんて素敵な表現をするのだろう。たしかにいわれてみればそんな気がするなあ…。 7月3日までの2週間やっています。ぜひ立ちよってください。風を運んでください。(ん〜〜っこそばゆい)よろしくおねがいしますね。

■6/29/2001
なんてこった!『不思議惑星キン・ザ・ザ』がこの夏,ニュープリントで公開されるらしい! これは私の中でベスト・1といってもいいほどの映画なんだけど、ちょっと心中複雑だ。ビデオを友人に貸してもらってそれを観た私はどれほど興奮したことか。しかもいわゆるマイナー映画であることのうれしさ。大事な秘密を打ち明けてもらったような感覚だった。それが公開となると……。でも観たい! あーゆーセンスを好んでくれる人が増えることは喜ばしいことだナ。「クーッ!」

■7/4/2001
おかげさまでグループ展が無事終了しました。どうもありがとうございました。今回、来れなかった方は次回にぜひ。またよろしくおねがいします。

■7/7/2001
とあるコンテストの出品料が18000円と知ってビックリ。まじ?○×会とかいう美術団体主催のものでもない。何かの間違いかと思って事務局に問い合わせしたけど、やっぱり18000円。なんちゅー……。それは第1回目のコンテストで審査員もすごい、主旨を読むと、これまでのコンテストの問題点、アート界の問題点、これらを提起して打開策としての画期的な?システムを取り入れてある。この辺はとても賛同するんだけど、でもでも出品者としてはきつすぎる。ほんの数人以外は出品料が「残念でした」のハガキ1枚に変わってしまうわけで、単純な話、それだったら自分の材料費に投資したほうが、、、って気持ちになる。運営費がないので結局アーチストからお金を集めるというのはいかなるものか。かといって衰退していくばっかりでも困るんだけど。なんだかすっきりしないなー。

■8/26/2001
25,26日と天橋立美術展に出品。考えてみれば野外での展示ははじめてで、どんなふうに見えるのかとワクワクしていた。作品は運送屋の手配に失敗したので、仕方なく台車にのっけてガラガラ引っ張っていくことに。恥ずかしいけどそれも時間とともに慣れて、高速バスで舞鶴まで行ったあとは、ミスタードーナツ、ホテルのロビー、コンビニといろんなところに作品は佇んだ。秘かに楽しい。
展示当日は思っていた以上ににぎやかで、みんなせっせとセッティングをはじめていた。そこは国定公園で、松並木が続き、背後は海、というちょっと変わったロケーションだ。はー、すがすがしいなあ〜、作品も深呼吸している感じ。やっぱり野外はいいね。お友達もできたし、いいところで、来た甲斐があったね。

■9/2/2001
東京都現代美術館のイベントにでかけたら、奈良美智さんを発見。ラフないでたちで普通っぽかったけど、靴に感動。「絵描きの靴だ!!」と思った。うすぼけてややくたびれた革靴には、絵の具が飛んだ跡がなじんでいた。とってもいいカンジ。

■9/18/2001
(ヒトリゴト)最初に"埋め立て地"を考えたのは、いったいどんな人なのだろう。海を埋めてしまおう、という発想がとんでもない、とてつもなくとんでもない!と妙に最近気になっている。人間の自然に対するとんでもない行為はたーーくさんあるけれど、埋め立て地、、が気になるのだ。生まれてはじめて海を見たときの驚きを覚えているからだろうか?

■10/12/2001
チクワにタピオカが入っていると知ってなんだかビックリ。

■12/1/2001
旅の途中、香川県丸亀市に猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)なるものを発見!これは面白そうだ、とぶらり寄ることにした。行ってみるとその外観もカッコよくて、洗練されている。外壁には線画が大きく刻まれていて圧巻!展示作品からは猪熊画伯のスケールのでかさ、自由さが満ちていて気持ちがいいのなんのって。地方に行ったとき、他の観光名所に行くよりもこういう充実した美術館に出会えると、ほんとにうれしい。カフェもステキだった。だかしかし!やっぱりケーキ、食べておけばよかったな……。

■12/12/2001
サバコ、関西ではじめての展示が決定(内定?)。2月の中旬に、毎日放送局のどこかで。関西方面の方、ちょうどそのころ旅の途中の方、よろしくね。詳細は決まり次第おしらせいたします。





2002---------------------------------------------------------

■2/2/2002
なりゆきで運転免許を取得中。がったん!と縁石には2、3回乗ったし、路上教習ではたいてい1時間に1〜2回、教官にキュッ!とブレーキを踏まれる。「ミラーも見なさい」というので、じ〜っと見つめてしまい、ガードレールにぶつかりそうになったりと、単純でばかばかしい過ちはひととおりやっているような気がする。それでもなぜかハンコは押してくれるので、うれしいけど、かえって不安だ。
--そういえば小さいころ、父の運転をのぞいてみたけど、ウインカーがあまりにさりげなくて、まるで操作していないように見えて、『これはテレパシーで右、左とチカチカさせているんだ。だから運転するならどっちにまがるのか、ぜったいまよっちゃいけないんだ。つよく念じていないと!』って思ってたっけ。ずいぶん成長したもんだ。ふっふっ、もうじき私もドライバーだ!ブウーーッ。

■2/20/2002
やったー、バンザイ免許が取れたー。自分には極端に向かないだろうという思い込みも、-→まんざらでもない、に変わり、根拠のない苦手意識も克服か?

■3/1/2002
親戚の子供がわたしの作品を見て、即座にべらべらとストーリー仕立てに作品を解説する。「これはね、土のなかからでてきてね、お空にうーーんて羽をひろげてるの。それでね、%×&$^#@@##%」……すごいね、子供の想像力は。もう一度聞いても二度と同じことはいわないところもすごい。(……でも休み休み言ってくれないとちっとも覚えられないじゃんか。)

■3/18/2002
GEISAIを見に行った。このGEISAI、いろんなことが言われているけど、私は面白いと思う。注目すべきイベントだとも思う。私としてもすごい興味あって、近いうちに参加したい。レベルがどうの、主旨がどうの、とやかくいわれるようだけど、自然に全体のレベルも上がっていくはずだし、この盛り上がり、勢いは称賛すべきものだと思う。(関西ツアーには驚いた!)そして雑多な中でも光る作品っていうのはちゃんとあるんだ、と気づいた。

■4/1/2002
サイトを移転してからgoogleに再登録して結構たつんだけど、依然としてデータが更新されない。ロボットさんが巡回してくれていないのかなあ?こっちまで走ってきてくれよぉー。

■4/6/2002
トップページの絵を月替わりに更新するようになって3回目。絵を大きく載せるのはなんだかとっても照れくさいんだけど、まあ気楽に頑張るか。まんまるマウスでぐ〜りぐり。絵も楽しいね。

■4/19/2002
すごい贅沢なことをした。なにが贅沢かというと、先日、しゃれた雑貨屋でかなり素敵なノートを発見して、それは私にとっては高いノートだったんだけど、厚さ3センチもあって、見た目そうとう長持ちしそうだった。でもそこでふとひらめいたのだ。「これを3、4日でつぶそう」と。名づけて「ひとりドローイングマラソン」。思いきって購入し、帰宅してからわくわくドローイングの開始。小さめのノートなので、1ページに1つのドローイング。となりの絵に惑わされることもなく、のーびのび、とっても気持ちがいい。で、これをマラソンのようにひたすら続けて描く。考えない。止めない。--まあ、そのほとんどはしょーもない絵なんだけど、ごくたまに自分には思いがけない線が生まれたりする。これが嬉しい。マラソン期間中はとにかくそのノートだけ見る。立体にしようとか、これは水彩で、、などどよこしまな考えは極力おこさない。考えてみれば、一日中絵を描いている子供はこれをやっているわけで、そう大げさに名前をつけるほどの行為じゃないんだけど、これは面白かった!いい運動をしたって感じ。持久力、少しはついたかな?

■8/5?/2002
しゃれたランプシェードを作ろうとして(これが?)途中で失敗。なんかヘンだったのでサングラスをかけてみた。みうらじゅんみたい。

■10/8/2002
見知らぬ土地に行ったときなど、全く自分が予期しなかった、もしくは経験していない空気に包まれることがある。それは日常的な光景とは違うほうが当然はっきりしている。このなんともいえない感覚が、わたしはたまらなく好きだ。
トルコのカッパドキアはなかでも強烈で、あの奇妙な世界の中に(土地に人にはなんでもないのだろうけど)ぽつんとひとり佇むと、わたしにとって知っているのはわたしの存在だけなんだけど、ごく自然に自分が"だれでもない"ような感覚がしてくる。これがまた気持ちいい。
きっとそれを求めて旅がしたくなるのだと思う。
秋の夜長、異郷の地に思いを馳せて。



■10/13/2002
(小品)



■10/26/2002
そういえば10代の頃気になっていた事柄はどこへいったのだろう。
あの頃は暇だからいろんなことを考えていた。
いまは? 興味を失ったわけではない。
自分の中にしまってあるのは確かなこと。
突き詰めて考えることを面倒がってはいけない。


■11/16/2002
大分の木工所跡に引っ越して2カ月が過ぎた。登山口近くという土地柄、最初は制作場所&住居と割り切っていたのだけれど、ここでは予想外のことが起きている。作品の一部を敷地に無造作に置いているだけでも、「これ、見せて」と人が訪ねてきてくれるのだ。そして楽しそうに見て、いろいろと感想を言ってくれる。反応もダイレクトだ。郵便屋さんも配達ついでにしばらく立ちよって「私はこれが好きだわ!」とひとつを指さしてくれた。こういうことはものすごくうれしい。
今まではあまり考えたことがなかったけれど、地方のパワーってすごいんじゃないじゃないだろうか。気さくで明るい人たちに支えられていることをじわじわと実感しはじめてきた今日この頃。
そして明日、地域のふれあいまつりなるものに、近所の人の勧めで出品することに。展示場所は小学校体育館。大勢の子供に見せるのははじめてだ。ドキドキ。


■11/17/2002
ふれあいまつり。小学生&村の人々の反応には感激した。特に小学生は体育館に入るなり、「あッ!なんだあれ!!」とおもむろに指を差し、そばまで来るといきなり作品にまたがってみたり、ゆすってみたり、ぺしぺしたたいてみたりと、じっとはしていない。私はそしらぬ顔で近くから様子をうかがっていたのだけど、ハラハラしてたまらなかった。(とってもうれしいんだけど)
まさかまたがるだなんて考えもしなかったから、それなりの強度しかない。作品はそれでもなんとか持ちこたえてくれたから良かったけど。
ギャラリーのように緊張感のある空間ではないせいか、みんな自然体で見てくれたような感じがする。作っていてよかったな。参加してよかったな。来年もやるぞーっと。でももっともっと頑丈なのにしなきゃな。
本日の収穫/人の喜ぶ顔、声。サツマイモ。





2003---------------------------------------------------------

■1/5/2003
初詣に山へ。お参りの後、ふと広場の脇から小道があるのに気がついた。しかもロープが張ってある立ち入り禁止の道だ。だ〜れもいないのをいいことに踏み入ってみた。山の中というかんじで急に薄暗く、自分の足音はもちろんだが、ざわざわと風の音、ぴきっぴきっと枝がきしむ音、鳥の羽ばたきや葉の揺れる音、いろいろ私を取り囲むように聞こえてくる。どうしてだか突然ケモノのにおいまでしてくる。(糞?)山育ちではないわたしにはこの雰囲気が新鮮で、ぞくぞくするものがあった。
でも、ここが立ち入り禁止でなかったら、もうちょっと感度は鈍くなっていたかも、とも思う。数日たった今でもここまで余韻は残っていないのではないだろうか。
--そういえば以前、お酒を飲んだ帰りに工事中のビルに忍び込んでみたことがある。かつん、かつん、と足場をちょっとだけ渡ってみた。その響く音が、秘密めいていてたまらない。頭の中のイメージ画像はすっかりサイバーアクション映画のワンシーンだ。ただの酔っ払いなのに。
大人になると日常的に冒険が少なくなっていくけれど、たまにこんな機会があるといい。新年、ささいなことでリフレッシュ。



■1/28/2003
ずっと迷っていたけれど掲示板をはじめてみることにしました。少しでも足跡を残していただければとってもうれしいです。みなさん、よろしく。

■1/31/2003
大分のパークプレイスという複合施設の中のヴィレッジバンガードという店に私の作品が展示されることになった。ここは本とPOPな雑貨を扱うお店で、とても賑やか。多くの人に見てもらえるのはうれしいかぎりだ。バンザイ!








■3/1/2003
現在、野外展示にむけてせっせと製作中。いままでは展示において、単体+単体でのトータルイメージだったけど、こんどはひとつのイメージを増殖させたパターンを予定。暖かくなってきたので樹脂の硬化も良好。作業もはかどるからうれしい。さあ、がんばるぞっ。


■3/13/2003
Bag ArtistのVATARUさんの「先物取引」(アーティストの作り出す将来性のある作品とVATARUの作品を交換しよう!というコーナー)にて取引成立!わたしの小さなオブジェと交換に「サナギ携帯ケース」を頂戴した。これが見事な出来映え。なんと革製です。技術、センスともにスゴすぎ。ため息。お宝ものです。
彼とはコラボレーションも計画中で、自分では技術的にも作れないけど…というアートなバッグが出来上がる予定です。乞うご期待!

Art Bag Gallery Vataru   http://vataru.com/



■3/30/2003
ようやく野外展示に向けた作品が完成!先週、緒方町のチューリップフェスタ会場に設置した。設置しているときにも何人か声をかけてくれたり、近くの家からは"なんだろうアレは"とこっちまで見にきてくれたおじさんもいた。年に一度の大イベント。ふだん静かな町にいろんな所から人が集まって来るのだと思うと、まだ始まっていないのに妙に感慨深い。やっぱり作品展示というかたちで町に関わっているからなのだろう。
もうじきあたり一面に色とりどりのチューリップが咲き出す。みんな見てくれるかな。どんな顔して見てくれるのかな。花に感情があったら、今のわたしとおんなじ気持ちなんじゃないかな。出品作品はこちら。
(このうちの4体を展示)

緒方町2003チューリップフェスタ(大分県):4/5(土)〜20(日)
場所:原尻の滝周辺
お問い合わせ:緒方町役場商工観光室 Tel.0974-42-2111



■4/21/2003
--NOTE--
「クェーサーのスペクトルに見られるライマンαの森」--放送大学。??いったいなんの話???これっぽちもわからん。でも脳細胞がはじけるような感覚が楽しかったりする。

奇妙なクモの巣を発見。放射状ではなく、ランダムにつながっている。ずいぶん変わったクモがいるんだな〜ステキ。
……えっ!風にあおられていびつになっただけ!?…………。




■4/23/2003
新作のための模型を3つ作る。これは全く人に見せられる段階ではない。大好きなDEAD CAN DANCEのCDをかける。アルバムの中にはおそろしく暗い曲もあるけど、やっぱり美しい。気分がいい。そうそう、これこれ。


■4/25/2003
作りかけだった作品に取り組む。粘土をばしばしたたいて石膏で型をとったら、ハタと大失敗に気づく。型というのは反転するわけだが、今回は原形自体をいったん反転しておく必要があったのだ……。いまさら気づくだなんて、、、、(自分が信じられない!)。はげしく落ち込む。夜遅くまでやりなおし作業。やれやれ。


■5/26/2003
4/5〜27,Williamsburg Art and Historical Center(N.Y)で開催されていたキャラクタリズム展で未来賞をげっと。出品作品は秋の企画展までN.Yに滞在することになった。今度こそにゅーよーくに行くぞーー。


■5/27/2003
阿蘇山の噴火口展望台




■5/27/2003
これから母が使う(予定の)iBookをいじる。新しい。OS X。か〜〜〜っぜんぜんちがうじゃん。通信の設定とかたしかに簡単になっているんだけど、いままでのとちがうからムズカシイ。初心者にはわかりやすいかな。なんにしても細部まで作りが美しいからやっぱりマックが好き。


■5/30/2003
わたしは天気予報をぼんやり見るのが好きだ。今なんかはちょうど台風が接近中なので、雨雲がじわじわ動いていくのが楽しい。狭い日本でもこんなに天気が違う、そして絶えず変化している。呼吸するように地球を感じる。--なんて大げさだけど。
ただ、ホントにぼんやり見ているのでいつ台風がどこに上陸するか、雨量はどうかなどはあまり注意していない。


■6/17/2003
先日、天気が良かったので念願だった作品撮影に出かけた。家の隣の畑にはいつも置いているけど、海に置いたらどうだろう、山に置いたら??ということで、ビデオカメラを持ってまずは海へ!!海ではお巡りさんに声をかけられ応援され見学までしてもらった。撮影はおもしろい。作品を担ぐのが大変だけど。



■7/13/2003
CDジャケットに私の作品が使われることになった。ついでにブックレット用のイラストを描く。う〜〜む。しっくりこないまま、あっという間に分厚いスケッチブックが薄くなる。床にちぎった紙が散乱。う〜ん?遠目に見るとまた印象がちがってくるもんだ。結局、自分の思惑通りにならなかった絵がよかったりする。よくある経験。勉強になる経験。



■8/5/2003
石膏用のボウルに蜂が巣を作っていた。人が間近で見ているにもかかわらず、せっせと巣作りに精を出している。ほんのちょっとの土を運んでは固め、また土を取りに飛んで行く。気が遠くなるほどの回数を繰り返し、だんだん半球状の巣に形が出来上がってくる。たった1匹で、休みもない。わたしが昼食を食べ終わると、それは完成していた。しげしげと眺める。よくまあこんなきれいにできるもんだ。しかしよくよく見ると、作りはじめの頃より、終わりのほうがなんとなく雑。妙な共感。やっぱりつかれたんだね、おつかれさま。
あ、でもそのボウル、使わせてもらいたいんですけど……。


■8/7/2003
N.Y.での展示作品を梱包した箱を門司のコンテナターミナルへ持っていく。門司〜神戸〜ロングビーチ〜陸路N.Y.へと、約1ケ月の長い旅路。飛行機よりも安いけど、コンテナに出したりまた入れたりと作業回数がうんと多い分、不安も大きい。無事着きますように……とただただ祈るばかりだ。




■12/23/2003
ああっ!ずいぶん更新をさぼってしまった……(反省)。やっと新作が完成したのでクリスマス用の電飾を付けて畑に設置。電飾少ないけど、あたりは真っ暗なので充分目立つかな。








2004---------------------------------------------------------

■1/2/2004
2004年。今年は「集中力」をもって取り組むべし!と肝に銘じる。流されず目をそらさず見失わず。去年の反省は挙げたらきりがないけれど、とにかく集中!
都会と違って、ここでは刺激は自分で自分自身の中から見つけるしかない。(自然とか生き物とかはあるけど、それは別として。)そういう意味では気が抜けない所にいるのだと思う。
NYで経験した意識の違い。前へ、前へ進むために、私も意識改革。(は〜、こんなたいそうなこと言っちゃったよ…)


■1/29/2004
メキシコのOAYAPA族の手作り民芸品。架空の生き物を木彫りで表現するのだという。細かい模様、派手な色彩にびっくり。




■3/5/2004
日常生活と私の創作に接点はあるのだろうか? 人に「発想はどこから?」と聞かれることがあるけれど、確かな答えなどはない。ただ日々の生活からは離れたところにあるように思う。あるいはあえて切り離している、ともいえる。ぽっかりとした、時間も気配もない、真空のような空間。--それはどこだ? もしもそこに入ることができなくなったら、しかもそれが時間的制約によるものでないとしたら--それは私にとっての悲劇だ。
そんなことを考えていたら、ふと子供の頃なぜか気に入ってよく口ずさんでいた歌を思い出した。有名なアニメのエンディングの曲だ。

なんにもない なんにもない まったくなんにもない 
生まれた 生まれた なにが生まれた 
星がひとつ 暗い宇宙に生まれた 
なんにもない大地に ただ風がふいていた




■3/9/2004
小品 "Switch"




■3/30/2004
TOSテレビ大分「おはなしマイク」の取材を受ける。インタビューはキンチョーするなぁ……。でもこうやってちゃんと話をするのは、自分を確認するためにも流されないためにも非常にいい。もっとしゃきっと語れるようにならなきゃ。
TOS 4/5 (月) AM11:20の放送予定です。見れる方は(恥ずかしいんだけど)見てください。


■6/30/2004
ニューヨークの個展(9/3-20)に向けて制作も追い込みに入った。やらなきゃならないことだらけで大変だし、FRPの作業は地味で汚いけれど、自分の世界に没頭できるのはうれしい。トータルに考えるためにも、心がずれないように、注意しなきゃならない。焦ってもいけないし、考えすぎてもいけないし、精神面で修業のようだ。
--最近思ったこと--
絵画とは、"なにかを描こうとしなくていい行為"なのだ。




2005---------------------------------------------------------

■1/14/2005
あまりに雑記帳を更新しない自分にうんざり。新年だし、気分を変えて"シンプルメモ"を作ってみました。ほんのつぶやきだけど。


■8/14/2005
御殿場での個展が無事終了しました。オーナーをはじめ沢山の方々にお世話になり感謝しています。来場してくださった方、どうもありがとうございました。会期中には写真家の福島力さんに出会い、思いがけず私の作品を撮影していただきました。さすがプロ、写っているものは自分の作品ながら新鮮な驚きがあり、貴重な宝物になりました。


■9/27/2005
9月末から10月にかけての渡米もすみ、元の生活へと戻った。8月の御殿場、そして今回のNYとスペシャルイベントが続き、ややぼう然としている今日この頃。だけどこの勢いを大事にしなければ!バランスをとるのは難しいけれど、そういうのも実力のうちかな。


■10/4/2005
地方に来て3年、やっと携帯の電波が入るようになった。だからといって突然かかってくるわけないんだけど、ようやく文化生活が送れるようなうれしさだ。

小品。樹を削った後の木片がなんともいい感じだったので作ってみました。





2006---------------------------------------------------------

■3/12/2006
覚え書き。
「意味を求めると、姿は逃げていく。
       姿を求めると、意味は沈黙する。」

長崎県美術館で面白そうな展覧会がある。スペインの彫刻家、エドゥアルド・チリーダ。近くで見れることはうれしい。近くといっても5時間ぐらいかかるらしいけど。--たまに美味しいものを食べ、本物の美をこの目で見ること。人生の栄養補給に欠かせない。


■4/8/2006
由布院駅アートホールのアートフォーラム。
この日のスペシャルメニューはポルチコポピリンをイメージしたおつまみ。スタッフのアイディアに脱帽しました。すごい! おかけでアートフォーラムは終始賑やかで楽しげな雰囲気に。
ついでに詩人?のモン・イーモリ女史の詩をご紹介しちゃいます。

ボナペティ・ポルチコ〜絵描き歌 又は なわとび歌

フランスパンがあったとさ、スライスチーズをのせました。
目玉焼き、三つちょうだい。でもね、うずらの卵でね。
食べていい?ハラ減った。まーだだよ。ちょっとまって。
楊枝でしっかりとめなくちゃ。
あの子がちょいとつまみぐい。あんよが三本できました。
かわいいあの子に食べられる、照れ屋のポルチコポピリンさ。
ボナペティ、ポルチコ、いただきます。
(作詞:モン・イーモリ)



■4/15/2006
ここしばらくの間、平面作品に没頭していた。平面だからこそ気づかされることが多く、頭の中はめまぐるしく活発に動いていたように思う。がつがつ描いた。脳内が活性化した感じがする。ここから始まるもの--平面であれ立体であれ、自分にとって未知なる冒険、未知なる領域、あらためて新鮮な気分だ。



■5/2/2006
気がのるときに作ったものがいいとは限らない。
気がのらないときに作ったものがよくないとも限らない。
悲しいときに暗いものを作るとは限らない
嬉しいからって軽快なものができるとも限らない。
なんでもやってみなければわからない。
表現のフシギ。
表現のおもしろさ。


■5/2/2006
広島から陶芸家の寒川義雄さんがウチにやってきた。湯布院での個展の搬入を終えてホッとした模様。彼は勢いのある絵画のような陶器を作りだす、普通の陶芸家とは一線を画するアーティスト。まっすぐな姿勢と情熱に刺激を受けた。異ジャンルながらアート話でもりあがる。こうやってお互いエネルギーを活性化させるんだ。いい関係。いい一日。いつか広島の工房に行ってみたい。


■5/19/2006
由布院駅アートホール、ギャラリーsowでの展示も無事終了。お越しくださった方、応援してくださった方、皆様、ありがとうございました。
今住んでいる地元では初めての個展、期待以上に得たものは大きかった気がする。たくさんのありがたい感想が宝物になって、次へ続けていくぞ〜〜とパワー増強!、わくわくしている。
夏は東京でちょっと変わったシチュエーションで展示をします。


■6/2/2006
美術家・風倉匠氏のアトリエの片隅にあったタヌキのホネ。散歩途中に見つけ、いったん埋めてからやがて取り出し、乾燥させて2年。動物の骨は美しい。うっとりしながらも美術談義で楽しいひとときを過ごす。風倉さんは根っからの美術家で人間そのものが魅力的。なんと贅沢な時間だろう。時、空間、人、会話。「美」に触れている感触というのはこうも豊かなものか。 そして骨は私にプレゼントしてくれた。きゃーっ、うれしー。




■9/10/2006
A.I.R.のために来たニューヨーク。着いてから4日?昨日ようやくホテル(ガーシュインホテル)のマネージャーの人とコミュニケーションとることが出来、用意してくれたスタジオの鍵ももらえた。ここまでも一苦労。先が思いやられるが、通じたり通じなかったりが面白い。(通じないことが多いんだけどなんだか笑っちゃう) で、はじめてスタバで無線LANを試す。こうやってやっとアップしているが、もうバッテリーがない、、。 あう、続きはまた後ほど、、。 A.I.R.=アーチスト・イン・レジデンス。滞在しながら制作するプログラム。今回のは約1ヶ月、滞在場所、制作場所を提供されている。




■10/19/2006
無事帰国しました。何度もニューヨークには行っているけれど、滞在しながら製作をするのは初めてのこと。どうなることかと不安だったけど、行ってしまえば不安になったり迷ったりするスキがないほど、私は夢中になって日々を過ごしていました。内面的には体験したことがないほどエキサイトしていたようで、すべてがフレッシュに感じました。 私にとって今回のA.I.R.はぴったりのものだったと思います。 マンハッタンという大好きな都会のほぼど真ん中でホテルに滞在しながら製作できるだなんて、一大事件だったわけです。 少々のトラブルなども困るんだけど面白いと感じたりして、さほど落ち込むこともなく、そこでは意外とタフな自分に驚いたりもしました。 写真は出来上がった作品の一部。ニューヨークについてから考えたもので、その地にいた自分だからこそできた表現だったと思ってます。


LOVERS



LOVELY BABY



HEART




■12/1/2006
12/1より個展が始まりました。今回はインスタレーション。野焼きによる陶でパジャマジャ星を展開してます。年末年始もオープンしていますのでぜひご覧ください。
12/1-1/5まで、
ギャラリーブルーバレンにて。
http://www.blueballen.com/
10:00-18:00 定休日12/13のみ

なぜいきなり焼き物なのか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。それはパジャマジャ星のランドスケープを表現するのに面白い素材だと思ったのがひとつ、もうひとつは今の作業環境を生かした作品を作ってみようと思ったのが動機になっているのです。
生まれて初めてチェンソーを使って丸太を切り、オノをふりあげ薪割りし、火をたく。窯なんてないので外とドラム缶ストーブで徐々に熱に近付けながら焼き焼きしました。こんなにたくさん薪を使うんだ!とびっくり。急ぐと破裂するものだからぐっと我慢しながらとっても煙たい時間が続きました。
ちなみにラノングーラとは、パジャマジャ星の大半を占めている地区の名前です。

lanongoola







2007---------------------------------------------------------

■3/5/2007
来週から銀座のペッパーズギャラリーで展示します。私のイメージするUFOを立体としてアウトプットしたものです。これは今年からはじまった「サバコのUFOプロジェクト2007」の序章ともなるものです。ぜひご高覧ください。会期中、私はギャラリーにおります。
3月12日(月)~17日(土)
11:00-19:00(最終日は16:00まで) 中央区銀座7-13-2

「サバコのUFOプロジェクト2007」⇒搭乗可能な実物大の(?)UFOを作ろうという思い切った計画。有志の協力&支援を求めながら製作を進め、2007年の完成を目指す。


■3/5/2007
今流行のYouTubeにポルチコポピリンのムービーをアップロードしてみました。 凝ればキリがないのだろうけど…。でもYouTubeのインターフェイスがいまいちわからない。


■3/20/2007
ペッパーズギャラリーでの展示が終わり、一段落。。画廊に来てくださった方、どうもありがとうございました。たくさんの方々とお話しできたのが嬉しかったです。
今回のインスタレーションは私としては初めて現実世界が登場しました。現実といっても地球上、私が住みたい、私に都合のいい街並みが広がり、その上空をpajamaja星からやってきたUFOが飛来しているというものだったのですが、やってみて改めて自分と想像世界との関わりが分かってきたような気がします。pajamaja星というのは想像上の惑星ですが、私にとっては次第にリアルになってきています。というと誤解される方がいるかもしれませんが、表現行為における意味合いなので心配ありません。ちなみに今トップページにあるビデオ画像は、今回の展示に製作した地球上の街を使ったものです。
YouTube"Alien in the city"


■3/25/2007
実物大のUFOを作ろうと決意し、スタートした製作もじわじわ進んでいる。 ぜったい完成させるぞ〜、まずは宣言から。

で、1機目になるのは、いわゆるアダムスキー型。直径約8メートルのボディに挑むには体力気力そうとう要りそう…。風邪なんかひいている場合ではないのだ。 すでに取りかかっているのは下についている球体部分、アンダーボウルの4分割。一昨日、石膏型に樹脂を積層し、昨日なんとか離型。
せっかく作った石膏型も、もう用無しなので粉々に。


■5/12/2007
UFO製作をしながら今、取りくんでいるのは、パジャマジャ旅行記。1冊の旅日記に仕上げる予定だ。 これはやり初めてしばらくすると、想像の世界に入っていくのでなかなか面白い。パジャマジャ星に一人旅じゃ孤独感が出るので、友人も道中は一緒だ。ツアーのパンフレットから搭乗券、コンサートチケットや地図などなど、作るものがいっぱいありすぎて大変だけど、「そうだったのか」と、パジャマジャ星について書きながら知らされたりする。

小さい頃から作家になりたかった。漫画家、小説家、画家、今のワークはトータルで必要不可欠な気がする。写真はパジャマジャ星への搭乗券。



■7/4/2007
6月末に、ようやく全100ページのパジャマジャ旅行記が完成した。パジャマジャ星が誕生して約7年。ようやく、ようやく全貌が見えてきた。「最初から自分で考えた世界じゃないか」というツッコミもあっておかしくないところだけれど、創作の世界の不可視というか、自分でもナゾが多かったのだ。
今になって、(想像上に)旅をして、初期の頃に作ったものや最近のものまでがつながり、パジャマジャの世界を支え合っていた。そして私も関わる。旅だから。
地図を作ったり、コラージュしたり、何とも楽しい作業だった。
このノートブックはちょうど旅行記のコンペがあったのでそれに提出して、残念ながら今、手元にはない。
さらに深い旅行記を、私は一生かけて作るような気がしている。





2008---------------------------------------------------------

■8/18/2008

世界は広く、宇宙は計り知れないというのに、自分は今ここにいる。不思議というか、奇妙な感じが昔からずっとある。だからこう思っている。(だからというのは飛躍し過ぎだけど)世界は幾重にも重なっていて、平行していたり、時に交差するのではないだろうか。未知の世界がいっぱいあって、意識のどこかをかすめて通り過ぎているのではないだろうか。妖怪や妖精がそのいい例だと思う。すべてが実在するとはいいきれないけど、単なる幻想(=ファンタジー)ではないと私は思っている。
そんな思いを作品<シンクロビジョン>にまとめました。



INFORMATION
■グループ展のお知らせです。 2001年6月21日(木)〜7月3日(火) TEPCO銀座館 2階にて行います。(東京都中央区銀座6-11-1、水曜日定休、時間:10:30〜18:30 入場18:00まで)皆さん、来てくださいね。
■作品を置いてくれる場所、募集中! 屋外、屋内どちらでも可能です。
メールください。「ここに置けたらナイスじゃないか」という無責任発言も大歓迎♪ よろしくお願いいたします。